トヨタ自動車は5月8日、2024年3月期の決算を発表した。
2024年3月期の連結販売台数は944万3000台で、前年度比62万1000台(7.0%)増加した。日本国内では199万3000台と3.7%減少したが、海外では745万台と10.3%増加している。
営業収益は45兆0953億円で、前期比7兆9410億円(21.4%)増。営業利益は5兆3529億円で、前期比2兆6279億円(96.4%)増となり、税引前利益は6兆9650億円で、前期比3兆2963億円(89.8%)増。親会社の所有者に帰属する当期利益は4兆9449億円で、前期比2兆4936億円(101.7%)増となった。
営業利益の増加要因としては、営業面の努力で2兆円、為替変動の影響で6850億円、原価改善の努力で1200億円が挙げられる。一方で、諸経費の増減・低減努力で3800億円の減少があった。