ポルシェ『718ケイマン』の頂点、「GT4 RS」をさらに速く…純正オプション「マンタイ」を米国設定

ポルシェ 718 ケイマン GT4 RS の「マンタイキット」装着車
ポルシェ 718 ケイマン GT4 RS の「マンタイキット」装着車全 3 枚

ポルシェ(Porsche)は5月10日、高性能クーペ『718ケイマン GT4 RS』に純正オプションとして、「マンタイキット」を米国で設定すると発表した。

マンタイキットは、「ポルシェ テクイップメント」の純正オプションとして用意される。このキットは、ポルシェのモータースポーツパートナーの「マンタイ」の持つノウハウを注入して開発された。

エアロパーツは、フロントホイールアーチガーニーフラップ、新設計のエアカーテン、ディフューザーを備えたカーボン製アンダーボディで構成されており、フロントのダウンフォースを向上させる。85mmワイドになったリアウイングは、新しいウイングブレードと大型のエンドプレートを備えており、リアアクスルのダウンフォースを増加させる。角度は4段階に調整が可能だ。リアのエンジンカバーは、カーボン織物仕上げとして強化されている。

リアホイールのエアロディスクもCFRP製。リア周りの乱流を低減させる効果を発揮する。サーキットでリアウイングを「パフォーマンス」に設定すると、200km/h走行時のダウンフォースは89kgから169kgに増加する。

サスペンションはスプリングレートを変更した。スプリングストラットは4段階に調整可能で、伸び側と縮み側の調整も工具なしで行うことができる。フロントサスペンションのスプリングレートは20%アップ。スチール製ブレーキラインもセットされた。ドイツ・ニュルブルクリンク北コースのラップタイムは7分03秒121。キット未装着車に対して6.179秒の短縮を果たしている。

《森脇稔》

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