アウディ A3 改良新型、1.0リットルエンジン搭載の入門グレード登場…欧州仕様

アウディ A3 スポーツバック 改良新型
アウディ A3 スポーツバック 改良新型全 5 枚

アウディは5月15日、コンパクトモデル『A3』(Audi A3)の改良新型に、欧州で入門グレードの「30 TFSI」を設定すると発表した。英国でのベース価格は、2万8920ポンドだ。

写真:アウディ A3 スポーツバック 改良新型

30 TFSIに搭載される最大出力116psの1.0リットルエンジンは、6速マニュアルまたは7速「Sトロニック」から選択可能。このエンジンは、「スポーツ」または「Sライン」トリムと組み合わせることができる。0~100km/h加速は9.7秒、最高速は204km/hの性能を発揮する。

改良新型では、スポーティな外観、新しいデザイン要素、デジタル機能を備えてリニューアルした。外装は、ヘキサゴナルでフレームレスのシングルフレームが特徴的で、よりフラットで幅広い構造になっている。大きな角型のサイドエアインテークと共に、A3のスポーティなキャラクターを象徴している。目を引くフロントスポイラーは、車両をより低く見せる効果がある。

リアも新しいバンパーと特徴的なディフューザーで、これまで以上にスポーティな印象を与える。Sラインのエクステリアでは、RSモデルにインスパイアされたデザイン要素が効果的に使用されている。ディストリクトグリーン、アスカリブルー、プログレッシブレッドといった表情豊かな外装色が、スポーティなルックスをさらに強化する。

照明デザインも大きく変更され、LEDおよびマトリクスLEDヘッドライトのデジタルデイタイムランニングライトは、ハウジングの上部に3列に配置された24ピクセル要素で構成されている。MMIを通じて、最大4種類のデジタルデイタイムランニングライトのシグネチャーを選択し、切り替えることができるようになった。

インテリアも外観に合わせて大幅に刷新された。シフトデザインやエアベント、装飾ファブリックのインレイ、新しい内装照明など、細部にわたる変更が加えられている。標準装備は、3本スポークのレザーステアリングホイールやエアコン、アンビエントライトパッケージ、フロントセンターアームレストなどが含まれている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱自動車の営業利益81%減、赤字92億円 2025年度上半期決算
  4. 原付スポーツカーを受注生産!日本一周4万6000km走破の実力、ICOMAが提案する「おもちゃ箱」のようなモビリティ…ジャパンモビリティーショー2025
  5. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る