フェラーリ『12チリンドリ』…V12フラッグシップは彫刻的なデザインに[詳細画像]

フェラーリ V12チリンドリ
フェラーリ V12チリンドリ全 21 枚

フェラーリ(Ferrari)は5月3日、自然吸気V12気筒エンジンをフロントミッドに搭載した2シーター・ベルリネッタ『12Cilindri』と、そのトップレスバージョン『12Cilindri Spider』を発表した。

12Cilindriはイタリア語で12気筒を意味し、その名の通りV型12気筒エンジンを搭載しV12を搭載したフェラーリとしては『812スーパーファスト』の後継モデルにあたる。

フェラーリはこの『12Cilindri』を「For the Few=ひと握りの人のために作られたモデル」と謳い、その比類なきパフォーマンスとハンドリングを洗練された彫刻的なデザインと共に提供する。『12Cilindri』の魂ともいえるエンジンは、前型に搭載された「F140HB」に改良を加えた「F140HD」が搭載される。『エンツォ』に初めて搭載されたF140系エンジンは以降改良が加えられ、6496ccの65° V12型は最高出力830ps 、最大トルク678 Nmを発揮する。このエンジンの特徴はその最大出力もさることながら、最大トルクの80%が2500rpmで発揮されることだ。低回転から発揮される強大なトルクはレッドラインである9500rpmまで途切れることない加速感をもたらす。

全長4733mm×全幅2176mm×全高1292mm、ホイールベース2700mmのボディはアルミスペースフレームを採用し、各部部品の高精度化や高剛性化により812スーパーファスト比で15%の捻れ剛性向上を果たしている。

《園田陽大》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. ホンダ『プレリュード』新型、ホームページで先行公開…発売は9月
  3. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  4. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  5. ホンダ『N-ONE e:』の価格を予想、280万円台からか…実質ガソリンモデル並み?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る