ヒョンデ、次世代内装素材や自律型ロボット発表…仏 VIVATECH 2024

ヒョンデとキアの世界最大級のテックイベント「VIVA TECHNOLOGY 2024」(VIVATECH 2024)のブースイメージ
ヒョンデとキアの世界最大級のテックイベント「VIVA TECHNOLOGY 2024」(VIVATECH 2024)のブースイメージ全 1 枚

ヒョンデと傘下のキアは5月22日、フランス・パリで開幕した世界最大級のテックイベント「VIVA TECHNOLOGY 2024」(VIVATECH 2024)に出展した。

このイベントで、ヒョンデとキアはグローバルなオープンイノベーションとパートナーシップへの取り組みを示した。オープンイノベーションプラットフォーム「ZER01NE」を通じて、有望なスタートアップや創造的なプロジェクト、スポーツ技術を紹介している。

ZER01NEでは、スタートアップ・アクセレーション・プログラムから選ばれた3社を取り上げる。MOBINNは2023年にスピンオフした社内スタートアップで、階段を登ることができる自律型ロボットを開発しており、都市環境でのラストマイル配送や巡回に適している。

BIOMYCはブルガリアのスタートアップで、次世代の持続可能な車両内装材を開発し、菌糸体複合材を利用した素材を発表した。JEDLIXはオランダのスタートアップで、車両と電力網の統合(VGI)とスマート充電に焦点を当て、需要と供給に基づいた電力価格の最適化を行う。

さらに、ZER01NEが支援するクリエイティブグループ「IVAAIU CITY」は、アート、技術、ビジネスの融合を通じて、人間とロボットが将来どのように共存するかについての知見を示した。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. ダイハツがブランド総合で首位、『ロッキー』が小型SUV部門を制す…JDパワーの新車初期品質調査
  3. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  4. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  5. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る