アルピーヌ A110 ベースで長さが変わる、ザガート『AGTZツインテール』発表

ザガート AGTZ ツインテール
ザガート AGTZ ツインテール全 5 枚

ザガートは5月23日、『AGTZツインテール』をイタリア・コモ湖畔でワールドプレミアした。シャシー番号00のプロトタイプが、19台限定生産のAGTZツインテールのプレビューモデルになるという。

写真:ザガート AGTZ ツインテール

AGTZツインテールは、現代のミッドエンジンアイコンを彫刻のような美しさに仕上げている。その特徴的なボディワークは、『A220』レースカーのインスピレーションを受けたもので、エンジニアがそのエレガントなロングテール形状を300mm短くして力強いショートテールを作り出した。

この結果、ロングテールとショートテールの両方のスタイルが楽しめる。取り外し可能なリアデッキは、ショートテールモードでの移動時にはガレージに飾ることができる。顧客への納車は2024年10月から開始される。

ボディはカーボンファイバーをメインとし、取り外し可能なテールは軽量化されている。これにより、テールを取り外したり装着したりでき、車重もベース車のアルピーヌ『A110』に近い。

ショートテール時は全長4305mm、ロングテール時は4799mmとなる。延長されたデッキは空力機能も持ち、高速安定性を向上させる。0-100km/hは5秒以下、最高速度は250km/hを超える。

価格は税抜きで65万ユーロ(約1億1000万円)から。豊富なオプションにより、各オーナーはユニークな芸術作品を作り上げることができる、としている。

《森脇稔》

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