ウェブOSベースの車載エンタメ、ソフト定義車の技術を利用…LGがEVに初採用

LGエレクトロニクスの車載エンターテインメントプラットフォーム「Automotive Content Platform(ACP)」
LGエレクトロニクスの車載エンターテインメントプラットフォーム「Automotive Content Platform(ACP)」全 1 枚

LGエレクトロニクス(LG)は5月27日、車載エンターテインメントプラットフォーム「Automotive Content Platform(ACP)」を、初めてEVに採用すると発表した。

ウェブOSベースのACPは、車内を「車輪の上の生活空間」に変えるというLGの未来のモビリティビジョンに沿って、家庭のエンターテインメント体験を車内でも楽しめる。このプラットフォームは、ソフトウェア定義自動車(SDV)のためのLGのソフトウェアソリューション「LG AlphaWare」の一部だ。LGのウェブOSを搭載したスマートテレビが世界中の消費者に人気を博しているのと同様に、車内環境に最適化されたLGのACPは、乗員が自宅で楽しむようにお気に入りのコンテンツに没頭できるという。

LGのACPは、Netflix、YouTube、Baby Shark World for Kids、Stingray Karaoke、Play.Works、LG Channelsなどのプレミアムコンテンツプロバイダーからのアプリにアクセスできる。EVとして最初に搭載されるキア『EV3』では、各乗員の指先でLGのプラットフォームを利用できるようにし、車載スクリーンで高品質のコンテンツを楽しむことができる。ストリーミングサービスやソーシャルメディアプラットフォームから子ども向けの教育コンテンツまで、ユーザーはこれまでモバイルデバイスやテレビでしか利用できなかった多様なコンテンツにアクセスできる。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. ルノー『クリオ』新型、フランスで受注開始…約350万円から
  4. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  5. シトロエンの超小型EV『アミ』、初のマットブラック仕様「ダークサイド」登場…約157万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る