「クルマとお金」意識調査…貯蓄優先の傾向

22024年「クルマとお金」に関する意識調査(イメージ)
22024年「クルマとお金」に関する意識調査(イメージ)全 16 枚

KINTOは、60歳以下の働く世代530名を対象に、2024年「クルマとお金」に関する意識調査を実施した。


調査は5月7日から5月9日にかけて行われ、IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査で実施された。

●定額減税分の使い道

調査結果によると、6月から実施予定の定額減税分の4万円を「消費に回す」と回答したのは2割弱にとどまり、「貯蓄に回す」としたのは約6割にのぼった。貯蓄の具体的な使い道としては、「緊急時の備え」が38.6%でトップとなり、「退職後の生活資金」が31.3%で続いた。

●増えている可処分所得、2024年も増えそう

また、2024年の可処分所得が「増加しそう」と回答したのは約4割で、「減少しそう」の2割弱を上回った。過去5年間の可処分所得の推移についても、「増加した」が約4割で、「減少した」を上回った。

●クルマに出費するか

クルマにかけている出費の実感では、「月2万円台」が最多で23.8%となり、クルマにかける出費の許容範囲としては「月1万円台」が最多で13.5%だった。可処分所得が増加してもクルマへの出費額を「前年から変更せず」とする回答が35.1%でトップだった。

●ゴールデンウィークに車を使った人は最多

さらに、ゴールデンウィークに旅行した人のうち、主な移動手段として「クルマ」を利用したのは68.9%で最多だった。2024年は3日以上の連休が11回ある「当たり年」とされ、今後の旅行の際に利用したい移動手段としても「クルマ」が60.4%でトップとなった。

このような状況の中、「クルマのサブスクリプションサービス」に興味を示す人は約4割にのぼった。KINTOのサブスクリプションサービスは、保険や税金など諸経費を含めた月額利用料を支払ってクルマを利用する仕組みで、経済合理性を感じる人たちが増えていく可能性がある。

《小崎未来@DAYS》

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