VWのSUV『タイロン』、年内にドイツ工場で生産開始…グローバルモデルに?

フォルクスワーゲン・タイロン 現行型
フォルクスワーゲン・タイロン 現行型全 3 枚

フォルクスワーゲンは2024年内に、『タイロン』(Volkswagen Tayron)の生産をドイツ・ヴォルフスブルク工場で開始する。フォルクスワーゲンが6月3日に発表した。

タイロン(中国名:『探岳』)はSUVで、現在は中国で現地生産されており、中国だけで販売されている。フォルクスワーゲンは次期タイロンをグローバルモデルに位置づけると伝えられており、次期型をドイツ・ヴォルフスブルク工場で生産する見通しだ。

ヴォルフスブルク工場は、フォルクスワーゲン乗用車の本社であり、単一工場としては世界最大規模を誇る。工場の従業員数は約7万人。工場の敷地面積は約1万6000平方km。ヴォルフスブルク工場では現在までに4800万台以上の自動車が生産されており、これは世界のどの自動車工場よりも多いという。

2000万台以上が生産されている『ゴルフ』は、この工場で最も多く生産されたモデル。2位は『ビートル』で、1945~1975年の間にヴォルフスブルクで約1200万台が生産された。ゴルフと『ゴルフ・ヴァリアント』に加え、『トゥーラン』と『ティグアン』も現在、ヴォルフスブルクで生産されている。

《森脇稔》

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