日本通運を擁するNIPPON EXPRESSホールディングスのグループ会社、NXアメリカは6月7日、気候変動への取り組みの一環として、走行中にCO2や汚染物質を排出しないEVトラックを初めて導入し、テキサス州サンアントニオ営業所で稼働を開始した、と発表した。
米国では、2030年までに新車販売の50%をEVなどのゼロエミッション車とする目標が設定されており、特にカリフォルニア州では、トラック、バスなど全ての中型・大型車両について、2045年までにゼロエミッション車とする目標を掲げている。このため、企業は将来の事業維持・拡大においてゼロエミッション車の導入が必要不可欠となったという。