デンソーが本社内で実証開始、BEV活用のエネルギーマネジメント

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デンソーは、本社内にバッテリー電気自動車(BEV)を活用したエネルギーマネジメントシステムを導入し、クルマ移動とオフィスをカーボンニュートラル化する実証を6月より開始した。

[写真:システムイメージ]

本実証では、クルマとさまざまなモノとの間で情報やエネルギーを連携させたV2X(Vehicle to X)システムを導入し、太陽光発電装置(オンサイトならびにオフサイト)と社有車のBEVおよび定置用蓄電池の間で電力を最適に活用することで、社有車のBEVとデンソー本社の本館(6階建てのオフィス)のカーボンニュートラルを目指す。

今回導入するV2Xシステムは、デンソーが自動車部品開発で培った制御技術の知見や品質管理のノウハウを生かし、独自に開発したものだ。本社内に設置した太陽光発電パネル、普通充電器、V2H-充放電器、社有車のBEV約20台および電気自動車用蓄電池を複数台連結させた定置用蓄電池システム(トヨタ製)のほか、オフサイトの太陽光発電装置で構成されている。


《小崎未来@DAYS》

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