フィアット『パンダ』がファミリー拡大、『グランデパンダ』発表…新型コンパクトSUV

フィアット・グランデパンダ
フィアット・グランデパンダ全 3 枚

フィアットは6月14日、新型コンパクトSUV『グランデパンダ』(Fiat Grande Panda)を欧州で発表した。フィアット「パンダ」がファミリーを拡大している。

写真:フィアット・グランデパンダ

●全長4m未満

グランデパンダは、イタリア・トリノのチェントロ・スティーレでデザインされた。全長3990mmと、Bセグメント車の平均4060mmを下回るコンパクトさが特徴で、クリーンなラインと広々とした室内空間を持つ。新型は5人乗りで、快適な家族生活と現代の都市移動に向いているだろう。

ボディのダイナミックなくさび形デザインは、はっきりとしたプロファイルラインによって生み出されている。また構造的なラインと柔らかく大胆な表面を組み合わせ、タフなホイールアーチを強調している。イタリアンデザインの象徴として、明るいイエローのボディカラーが用意された。

●ユーティリティビークルとしての姿勢

フロント部分はコンパクトなボリュームと独特の新しい個性を放つ。光沢のある黒い上部グリルからヘッドライトまで、強く滑らかな外観を生み出している。バンパーの下部中央にはスキッドプレートがあり、ユーティリティビークルとしての姿勢を強調している。ヘッドランプはオパールキューブで構成され、リンゴット工場のファサードの窓を反映している。

サイドのシルエットは、1980年代の『パンダ』の強さを呼び起こすものだ。ボディとキャビンのくさび形の姿勢は、上部から後部に向かって移動する傾斜したルーフラックによってさらに強調されている。

●キャラクターを訴求

リア部分もまた、突出したホイールアーチ、窓の傾斜、リアウィンドウの全体的なレイアウト、テールライト、スキッドによって大胆なキャラクターを追求する。17インチのダイヤモンドカットアルミホイールは、X字型のデザインがあしらわれている。

《森脇稔》

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