自動車セキュリティ強化へ「AutoVulnDB」発表…自動車業界に特化した脆弱性データベース

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トレンドマイクロの子会社であるVicOneは6月19日、国際的なNPOであるAutomotive Security Research Group(ASRG)と提携し、自動車業界の脆弱性を発見・修正するためのデータベース「AutoVulnDB」を立ち上げたことを発表した。

AutoVulnDBは、自動車業界に特化した脆弱性データベースであり、詳細なデータを提供することで、意思決定者がシステムを保護するための適切な判断を下せるようサポートする。NVDやMITREのCVEといった既存のフレームワークを補完し、自動車業界特有の脅威インテリジェンスを加えることで、潜在的な脅威を未然に防ぐ役割を果たす。

このデータベースは、トレンドマイクロの「ZDI(Zero Day Initiative)」プラットフォームやASRGの情報公開プログラムと連携し、脆弱性インテリジェンスを広範囲に網羅する。これにより、自動車サイバーセキュリティの新たな基準を確立することを目指している。

AutoVulnDBの特長として、使いやすいインターフェース、信頼性の高いデータ、充実した状況に応じたデータが挙げられる。これにより、ユーザーは重要なデータを迅速に見つけて対処できる。


《小崎未来@DAYS》

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