ヒョンデの大規模EV工場、年内に稼働へ…まずは『アイオニック5』生産

ヒョンデが米国に建設中の大規模EV工場「ヒョンデ・モーター・グループ・メタプラント・アメリカ(HMGMA)」
ヒョンデが米国に建設中の大規模EV工場「ヒョンデ・モーター・グループ・メタプラント・アメリカ(HMGMA)」全 3 枚

ヒョンデは6月18日、米国に建設中の大規模EV工場「ヒョンデ・モーター・グループ・メタプラント・アメリカ(HMGMA)」において、最初に生産される車両が『アイオニック5』になると発表した。

HMGMAでは、2024年第4四半期(10~12月)にアイオニック5の生産を開始するための訓練と準備を進めている。この新工場では、『アイオニック5 N』を除く全てのグレードが生産され、最終的には米国市場向けのアイオニック5の生産を一手に引き受ける施設となる予定だ。

ヒョンデは、アメリカで最も多くの賞を受賞したEVラインアップを用意している。アイオニック5の販売実績もその人気を証明している。2024年の1~5月の販売は43%増加。5月単月では82%の増加を記録している。

ヒョンデ・モーター・グループは、HMGMAの建設に75億9000万ドルを投資し、8500人の直接雇用を創出する予定。さらに、ヒョンデとSK Onはジョージア州バートウ郡に50億ドルを投じてEVバッテリーセル工場を建設し、3500人の雇用を生み出す計画だ。


《森脇稔》

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