EV充電でLGと米ChargePointが戦略的提携…将来の技術開発へ

米ChargePointの充電器
米ChargePointの充電器全 1 枚

米国のChargePointと韓国のLGエレクトロニクス(LG)は6月18日、EV充電ソリューションの分野で戦略的提携を発表した。この提携により、両社はそれぞれの強みを活かし、将来のEV充電技術の開発を目指す。

この提携の最初の成果として、ChargePointの充電管理ソフトウェアとLGの先進的なEV充電ハードウェアを組み合わせた商業用充電ソリューションが導入される予定。今夏後半には実現する見込みだ。

将来的な協力分野としては、ChargePointのEV充電ソリューションとLGのエネルギー貯蔵システムの統合、LG の「ThinQ」スマートホームプラットフォームとChargePointの「Home Flex」住宅用充電器の連携、LGのデジタル広告プラットフォームを活用した充電器などが検討されている。

また、LGのACおよびDC充電ステーションは、ChargePointのソフトウェアによって運用されるようになる。両社は、LGがChargePointの30万6000以上の充電器を擁する広範なネットワークを強化する機会を模索している。これにより、ChargePoint、その顧客、およびドライバーは、ChargePointが現在理想的なハードウェアソリューションを用意していないケースにおいて、LGの信頼性の高い高品質なEV充電器の恩恵を受けることができるという。


《森脇稔》

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