「感動を疑似体験」ヤマハ発動機と楽器のヤマハ、体験型インスタレーション「e-plegona」がデザイン賞

ヤマハ発動機と楽器のヤマハ株式会社が共同制作した、体験型インスタレーション「e-plegona」
ヤマハ発動機と楽器のヤマハ株式会社が共同制作した、体験型インスタレーション「e-plegona」全 2 枚

バイクのヤマハ発動機と楽器のヤマハ株式会社が共同制作した、体験型インスタレーション「e-plegona(エプレゴナ)」が、世界的に権威あるデザイン賞「Red Dot Design Awardデザインコンセプト2024」(レッドドットアワード)を受賞した。

ヤマハ発動機が2024年のレッドドットアワードを受賞するのは、『MT-09』と『XMAX300』のプロダクトデザイン賞に続き、2部門・3製品目。

今回受賞した「e-plegona」は、ヤマハ発動機の研究部門と両社のデザイン部門が、研究パートナーであるマーク・チャンギージー博士と、カリフォルニア工科大学・下條信輔研究室と共に進めている「感動」体験の研究成果に基づいて制作。2名のプレーヤーがペアとなって非言語的かつ直感的な意思伝達を繰り返しながら体験するインスタレーション。

ヤマハ発動機と楽器のヤマハ株式会社が共同制作した、体験型インスタレーション「e-plegona」ヤマハ発動機と楽器のヤマハ株式会社が共同制作した、体験型インスタレーション「e-plegona」

科学とアートを融合させた独自の研究成果に基づき、非言語的で直観的なコミュニケーションによって感情の揺れを人工的に発生させる。ジャズの即興演奏のような人と人の「一体感」、人が楽器やオートバイに対して感じる「一体感」から生まれる感動を疑似体験できる研究プロトタイプだとしている。

「e-plegona」は、最先端テクノロジーの祭典「サウス・バイ・サウスウエスト2023」(アメリカ・テキサス州オースティン)、欧州最大規模のイノベーションフェスティバル「hub.berlin(ハブ・ベルリン)」(ドイツ・ベルリン)、イノベーションをテーマにしたテクノロジー・カンファレンス「Tech Open Air Festival(テック・オープン・エア・フェスティバル)」(ドイツ・ベルリン)に共同出展した。

《レスポンス編集部》

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