シトロエン『C4』のEVに搭載、ステランティスのバッテリー工場が本格稼働…スペイン

ステランティスのスぺインのバッテリー新工場
ステランティスのスぺインのバッテリー新工場全 6 枚

ステランティスは6月21日、スペイン・マドリードの新しいバッテリー組立工場が本格的に稼働を開始した、と発表した。これにより、シトロエン『C4』と『C4 X』のEVに必要なバッテリーを安定供給することが可能となる。

新しいバッテリー組立工場は、マドリード工場の組立ラインに隣接しており、2000平方mの広さを持つ。年間生産能力は5万基で、17のリチウムイオンモジュールで構成されたバッテリーを製造する。このバッテリーは、54kWhの容量と340kgの重量。組立前には厳格な品質管理が行われ、最適な性能が保証される。

新しい工場は、シトロエンC4およびC4 XのEVの需要増加に対応するために建設された。これらのモデルは、工場の生産量の25%を占め、ピーク時には50%を超えることもある。新工場の稼働により、物流と効率が向上し、電動車の需要変動にも柔軟に対応できるようになる。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱自動車の営業利益81%減、赤字92億円 2025年度上半期決算
  4. 原付スポーツカーを受注生産!日本一周4万6000km走破の実力、ICOMAが提案する「おもちゃ箱」のようなモビリティ…ジャパンモビリティーショー2025
  5. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る