VWグループが米リヴィアンに出資、合弁設立へ…次世代EVアーキテクチャ共同開発

VWグループのオリバー・ブルーメCEOとリヴィアンのロバート・ジョセフ・スカリンジCEO
VWグループのオリバー・ブルーメCEOとリヴィアンのロバート・ジョセフ・スカリンジCEO全 1 枚

フォルクスワーゲングループは6月25日、米国のEVメーカーのリヴィアン・オートモーティブに対して10億ドルを出資すると発表した。

また、両社はEV向けの次世代電気/電子アーキテクチャ(E/Eアーキテクチャ)の共同開発を目的とした合弁事業を設立する計画。フォルクスワーゲングループのリヴィアンへの総出資額は、2026年までに最大50億ドルに達する可能性がある。

フォルクスワーゲングループとリヴィアンの合弁事業は、両社がそれぞれ50%の株式を保有し、共同で運営される予定。合弁事業が開始されれば、フォルクスワーゲングループはリヴィアンの現行のE/Eアーキテクチャ技術に即座にアクセスできるようになる。

合弁事業の設立は、技術的な統合の実現可能性の最終的な評価や、両社間のさらなる交渉、規制当局の承認など、複数の要因に依存している。そのため、合弁事業の最終決定はまだ下されていない。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る