BMW『M5』新型は最高速305km/hのHEVに、ワールドプレミアは7月11日…グッドウッド2024で

BMW M5 新型
BMW M5 新型全 7 枚

BMWは、7月11日に英国で開幕する「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」において、高性能セダンの『M5』新型をワールドプレミアする。BMWが6月21日に発表した。

写真:BMW M5 新型

●歴代M5で初めてパワートレインを電動化

7代目となる新型は歴代M5で初めて、パワートレインを電動化したのが特長だ。新型M5には、M HYBRIDドライブシステムを搭載し、4.4リットルV8エンジンに電動モーターを組み合わせる。このシステムは8速Mステップトロニックトランスミッションに統合された。V8エンジンは最新のMツインパワーターボ技術を採用し、最大出力585hp、最大トルク750Nmを発揮する。電動モーターは最大出力197hp、最大トルク280Nmを持ち、トランスミッション入力での有効トルクを450Nmに増加させる。

●0-100km/h加速は3.5秒

このハイブリッドシステムは、電動モーターの瞬時のパワー発揮力と内燃エンジンとの連携により、アクセル操作に対する即時のレスポンスを追求している。PHEVシステム全体で最高出力727hp、最大トルク1000Nmを獲得。Mツインパワー・ターボ・テクノロジーを採用した高回転型V8エンジンと電気モーターの組み合わせに加え、8速Mステップトロニック・トランスミッションとM xDrive全輪駆動により、0-100km/h加速は3.5秒とした。新型M5は、標準で最高速250km/hに制限されているが、オプションのMドライバーパッケージを選択すると305km/hまで引き上げられる。

●後輪駆動のみも選択可能

新型M5のパワーは、M xDrive全輪駆動システムを通じて路面に伝達される。4WDスポーツモードではリアバイアスが強調され、2WDモードでは後輪駆動のみが選択可能。さらに、M xDriveと電子制御アクティブMディファレンシャルは、M HYBRIDドライブシステムの性能特性に合わせて調整されている。

シャシー技術もM専用のチューニングが施されており、ダブルウィッシュボーンフロントアクスルと5リンクリアアクスルを採用。電動アシストのラック&ピニオンステアリングは、Mサーボトロニックと可変ステアリング比を持ち、フロントのサブフレームに接続されている。これにより、路面からのフィードバックと高い方向安定性が確保されている。

標準装備のアダプティブMサスペンションは、電子制御ダンパーとインテグラルアクティブステアリングを備え、リアホイールを最大1.5度まで操舵する。これにより、高速での方向安定性や機動性、快適性を追求している。新型M5のスポーツエキゾーストシステムは、電動モーターのパワーデリバリーに合わせたBMWアイコニックサウンズエレクトリックを採用し、全電動モードでの運転時にリアルな音響体験を実現する。高電圧バッテリーは車両の低い位置に配置され、18.6kWhの使用可能エネルギーを持ち、EVモードではWLTPサイクルで最大69kmの航続を実現している。

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スズキ『スイフトスポーツ』が2027年復活? 48Vターボ搭載で次期GRヤリスのライバルに
  2. JFEスチール、国内初のスタンプチャージ式大型コークス炉が稼働…環境負荷を軽減
  3. 使い勝手抜群のOttocast P3 Pro・OttoSafe Cam・Screen AI徹底比較! 愛車に合うモデルと機能の違いを解説PR
  4. トヨタ『プロボックス』25年目にフルモデルチェンジか…8月のスクープ記事ベスト5
  5. トヨタ『プロボックス』一部改良、DCMを全車標準装備…「T-Connect」サービス利用可能に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  3. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  4. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  5. マクラーレン、2028年市販の新型スーパーカーをプレビュー…伝説の「マクラーレンF1」以来のMT搭載
ランキングをもっと見る