『ビースト』という名のスクールバス!? 90名乗車でEV航続241km、米国で納車開始

グリーンパワー社の新型EVスクールバス『Type D BEAST』
グリーンパワー社の新型EVスクールバス『Type D BEAST』全 2 枚

カナダのグリーンパワー社は6月27日、米国ウェストバージニア州サウスチャールストン工場で製造された最初の新型EVスクールバス『Type D BEAST』を納車した、と発表した。

EVスクールバス『Type D BEAST』

同車には、蓄電容量194kWhのバッテリーを搭載。1回の充電で最大241kmの航続を可能にした。バッテリーの充電に関しては、デュアル(AC/DC)レベル2により、出力9.2kWの220Vチャージャーを利用して、約8時間。出力85kWの急速充電では、約2時間で完了する。オプションのワイヤレスDCの出力60kWの場合、約3時間だ。

グリーンパワー社の新型EVスクールバス『Type D BEAST』グリーンパワー社の新型EVスクールバス『Type D BEAST』

乗車定員は最大90人。オプションでリフトを装備することができる。

グリーンパワーは現在、ウェストバージニア州から注文を受けた37台のType D BEASTを生産中。これらのスクールバスのほとんどは年内に納入される予定だという。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
  5. 日産、新型SUV『カイト』予告…ブラジルで生産し世界20か国以上に輸出へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る