「エンジンの未来を再発明する」ルノーと吉利の共同会社に化学大手アラムコが出資

ルノーグループ、ジーリー、アラムコのロゴ
ルノーグループ、ジーリー、アラムコのロゴ全 1 枚

ルノーグループは6月28日、浙江吉利控股集団(ジーリー)と共同設立したHORSEパワートレインの10%の株式を、世界的化学企業のアラムコが取得する最終契約を締結した、と発表した。

HORSEパワートレインは、ルノーグループ、浙江吉利控股集団(ジーリー)、ジーリー・オートモービル・ホールディングスと共同で設立された新しいグローバルパワートレインソリューション企業。同社は2024年5月31日にルノーグループとジーリーによって設立され、英国ロンドンに本社を置いている。アラムコは、ルノーグループとジーリーからそれぞれ10%の株式を取得し、両社はそれぞれ45%の株式を保持する。

この投資により、アラムコはより持続可能なモビリティソリューションの開発と商業化を通じて、グローバルなエネルギー転換に貢献する。契約には、アラムコとバルボリンが技術、燃料、潤滑油に関する協力を行い、HORSEパワートレインの内燃エンジンの性能を向上させるための取り組みも含まれている。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. コンパクトカーやミニバンにも対応! ソフト99の布製タイヤチェーン「モビルシュシュ」普通車サイズを拡充
  2. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  3. 『ハイエース』ベースのキャンピングカー「ネクストアーク」、398万円で限定5台販売へ…お台場キャンピングカーフェア2025
  4. “変な”ジャパンモビリティショー2025、失望と希望…海外報道
  5. ポルシェ『カイエン』新型、史上最強1156馬力のフル電動SUVに…1335万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る