史上最強の『ディフェンダー』が爆誕、635馬力V8ターボの「OCTA」発表

ディフェンダーOCTA
ディフェンダーOCTA全 5 枚

JLR(ジャガー・ランドローバー)は7月3日、SUV『ディフェンダー』の高性能モデル『ディフェンダーOCTA』を欧州で発表した。

写真:ディフェンダーOCTA

このモデルは、最高出力635psの4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジン(マイルドハイブリッド)を搭載している。8速オートマチックトランスミッションと組み合わせることで、史上最もパワフルなディフェンダーが誕生した。

22インチの軽量アルミホイールとオールシーズンタイヤを選択すると、最高速度は250km/hに達する。最大トルクは750Nm(ダイナミックローンチモードでは最大800Nm)で、0-96km/h加速は3.8秒、0-100km/h加速は4.0秒を実現する。

油圧連動式6Dダイナミクスサスペンションテクノロジーが初めて採用された。これにより、オンロードでもオフロードでも妥協のないドライビングを追求する。車高は28mm高く、トレッドは68mm広くなっており、優れた最低地上高と安定性を確保している。

さらに、ブレンボ製キャリパーを備えた400mm径のフロントディスクブレーキと、クイックなステアリングレシオを採用した。どの路面を走行しているのかを自動的に検知し、ダイナミックセッティングを最適化する機能も搭載されている。

「OCTA」モードはディフェンダー初のオフロード走行時のパフォーマンスに特化した専用モードだ。滑りやすい緩い路面での最適な加速を実現するオフロードローンチモードも使用できる。

エクステリアでは、33インチ径のタイヤを装着し、専用のグリルデザインや4本出しのアクティブエキゾーストシステムを組み込んだ新しいリアバンパー、グラファイト仕上げのアルミ製フロントアンダーシールドなどが特徴。

インテリアは、新たなバーントシエナカラーのセミアニリンレザーにエボニーのKvadratテキスタイルトリムの組み合わせが標準装備となっている。前席にはサポート力に優れた新しいパフォーマンスシートを採用している。

《森脇稔》

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