日本初、EVトラック充電ステーション設置…機材の省スペース化で

工事設置風景
工事設置風景全 4 枚

日本高圧電気は7月2日から、ENEOSとの共同プロジェクトとして、日本初の「EVトラック対応の商用車向け共用充電ステーション」を設置し、東京都江東区のトラックステーションにて実証実験を開始した。

日本高圧電気は、ENEOSが抱える「スペース制約のため高圧受電設備の設置が困難」という課題に対し、柱上高圧受電装置を提案。これにより、コンパクトかつ安全に高圧受電装置を設置することが可能となった。通常、急速充電設備を設置するには高圧受電設備(キュービクル)が一般的だが、サービスステーションやトラックステーションのような場所では、安全性担保の観点から地面に高圧受電設備を置くことに多くの制約がある。

また、トラックの出入りをスムーズにするため広いスペースを確保しなければならず、従来のキュービクルでは場所の確保が困難であるという課題もあった。柱上設置型高圧受電設備により、設置面積を大幅に削減し、狭小な場所でのステーション運用が可能になった。

今回の充電ステーションは東京都江東区の新木場TS(運営:ENEOS ウイング)に設置される。


《小崎未来@DAYS》

アクセスランキング

  1. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…岩貞るみこ
  2. 新型取締機JMA-520/401に対応、セルスターが一体型コンパクトレーダー探知機「AR-225A」を発売
  3. 初公開「赤のS」と「白のGT」で『GSX-R』40周年を祝福! スズキ工場にファン集結、MotoGPマシン「最後の咆哮」も
  4. 「さよなら50cc」歴史に敬意を込めたホンダ公式「50ccバイク」ロゴTシャツ発売
  5. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る