【必見】DIYでフロントガラスの小さな傷を補修する方法とコツ~Weeklyメンテナンス~

【必見】DIYでフロントガラスの小さな傷を補修する方法とコツ~Weeklyメンテナンス~
【必見】DIYでフロントガラスの小さな傷を補修する方法とコツ~Weeklyメンテナンス~全 6 枚

高速道路などを走行していて飛び石などによってフロントガラスをキズ付けてしまうことがある。費用が高額になるガラス交換を避けるために簡易補修としてDIYでガラスリペアを実践してみた。

【画像全6枚】

◆自分は悪くないのに大きなショックを受ける飛び石のガラス被害

フロントガラスの飛び石被害は経験者も多いだろう。走行していると「ビシッ」「パンッ」といった衝撃音がフロントまわりで響き、パーキングで停車して確認してみるとガラスにキズができていることが……。実際に筆者も愛車のフロントガラスを飛び石でキズ付けてしまった経験がある。

ガラスがキズ付くとまずは何が問題になるのか。もちろんキズ口がどんどん広がっていくほどの大きな場合や視界を遮る場合はそのまま走行するのも危険だ。ここまでの状態だと専門業者にオーダーしてガラス交換が必要になる。またキズの状態によっては車検も心配だ。フロントガラスの要件として「運転者の視野を確保できる」「容易に貫通されない」といったものがあり、断定はできないもののガラスにある程度大きなキズが付いている場合には車検に通らなくなる可能性があるのも気になるところ。

しかし筆者が経験したフロントガラスのキズは直径3~5mm程度、それほど視界に影響を及ぼすことは無いと思ったのだが、飛び石が当たった衝撃でガラスが蜘蛛の巣状にギザギザに割れているのが確認できる。これが要因で小さなキズだがサイズ以上に目立つのだ。

そこで実施を試みたのがガラス補修キットだ。Web通販などで数多くの補修キットが売られているので存在は知っていたのだが、さしあたって急を要していなかったのもあってスルーしてきたDIYアイテムだった。今回はガラス補修キットを使ってDIYでガラス補修を実施してみることにした。

◆ネット通販で手軽に購入出来るガラスリペアでDIY開始

用意したガラス補修キットはレジンと呼ばれる硬化しても透明な樹脂を割れた部分に充填するスタイルのもの。レジンは高い強度があるわけでは無く、あくまでも割れた部分に充填して目立たなくするものと考えれば良いだろう。補修に使ったレジンはUVレジンと呼ばれ紫外線で硬化するタイプ。屋外で作業すれば日光で自然に硬化するので扱いは比較的簡単だ(硬化スピードを調整する場合には日陰で作業→日向で硬化を実施すると良いだろう)。

さて、施工は未経験者にはなんだか難しそうに思えるのだが、ガラス補修キットのポイントになるのがキズ部分へのレジンの注入法だ。難しいのは複雑に割れているガラスの奥底にまでレジンを注入すること。そこで補修キットには圧力を掛けて注入するタイプと、キズの中の空気を抜いて負圧にして注入するものがある(プロはその両方を利用して隅々にまで補修液を行き渡らせるようだ)。今回はごく一般的に販売されている圧力を掛けるタイプのガラス補修キットを用意して試してみることにした。

補修ではキズ部分に入り込んだ汚れやゴミ、ガラスの破片をできる限り取り除くことからはじめる(今回のキットにはカミソリが同梱されていたのでそれを使った)。その上でキット同梱の器具をキズ部分を中心に設置(ガラスに吸盤で設置)してレジンを流し込む位置決め&レジンに圧力を加えるためのベースを作る。この時、器具の中央部分からレジンが排出される(器具の先端部にはゴムが付いていて、キズに密着する構造になっている)のでキズにピッタリ合わせるのがポイント。

ここまでの準備ができたらレジンを器具に流し込んで、付属しているピストンをねじ込んでレジンをキズに対して圧力を掛けて充填作業にかかる。キズ部分は蜘蛛の巣状に複雑な割れの状態だったので、どこまでレジンが行き渡るのかが疑問だったのだが、実際に作業してみるとキズが見えなくなるほど隅々にまで充填されているのが確認できる。何度かこの作業を繰り返してレジンが十分に行き渡り、さらに硬化した頃合いを見はからって器具を取り外す。仕上げにキズのあった部分のガラス表面にもレジンを流し、余分なレジンは硬化後にカミソリで削り取れば完成だ。

想像以上に作業は簡単&スピーディで、完成後の見た目は蜘蛛の巣状にギザギザだったキズは見えなくなっている。元のガラスとは若干透明度が違うのでよく見ると補修部分がわかるが、キズが目立たない程度には補修されていると感じた。

小さなガラスのキズであればDIYで簡易補修ができることがわかった今回のDIYリペア。説明書通りに実施すればそれほど難しい作業ではないため、ガラスを交換するほどではないごく小さなキズ程度ならチャレンジしてみても良いだろう。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

《土田康弘》

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