[カーオーディオ 逸品探究]孤高の超ハイエンドプロセッサー、ビーウィズ『STATE A6R series』の凄さに迫る!

ビーウィズ・STATE A6R series
ビーウィズ・STATE A6R series全 3 枚

カーオーディオ市場の中で特別な存在感を放つ“逸品”の1つ1つにスポットを当て、それぞれが“逸品”たり得ている理由を分析している当連載。今回は、国産ハインドブランド「ビーウィズ」が擁する名機、『STATE A6R series』をフィーチャーする。

【画像全3枚】

◆2002年のブランド創設以来、数々の名機をリリース。そしてプロセッサーでは…

「ビーウィズ」はその20年以上に及ぶ社史の中で、さまざまな名機を世に送り出してきた。2002年のブランドデビュー時に発表した世界初の偏芯コーン方式が採用された13cmセパレート2ウェイシステム『コンフィデンス』を皮切りに、2005年発売のリニアPCMプレーヤー『Mirror Media MM-1』、2006年発売の1chパワーアンプ『Accurate A-110S』等々、新製品を出す度にカーオーディオフリークたちをあっと驚かせ続けてきた。

そして2007年の10月には同社初のプロセッサー『Mirror Station AZ-1』をリリースし、以後、いくつかのプロセッサーの傑作も輩出。そうして2016年の春以降にこの『STATE A6R series』のモデルを順次発売、そして2020年の3月にはそのスペシャルチューンドモデルとなる『STATE A6R kishi model』を発売し、大きな話題を振りまいた。

ビーウィズ・STATE A6R seriesビーウィズ・STATE A6R series

◆「ビーウィズ」製品のサウンドを監修してきた岸川氏の音の処方を忠実に再現!

なおこの『STATE A6R kishi model』は、「ビーウィズ」の創設前から長きにわたり製品のサウンド監修を担ってきた同社テクニカル・エグゼクティブ、岸川博史氏(1965-2019)が“究極のSTATE”を目指して完成させていたプロトタイプ機がベースとされている。それに注入されていた氏の音の処方を完全に再現し、これらは完成されている。

さて、シリーズは3機種にて構成されている。各機の名称と価格は以下のとおりだ。

『STATE A6R kishi model』(税込価格:55万円)
『STATE A6R kishi model DUAL』(税込価格:110万円)
『STATE A6R kishi model MONO』(税込価格:330万円)

ちなみに『DUAL』は『STATE A6R kishi model』が2台組み合わされてできていて、『MONO』は『STATE A6R kishi model』が6台組み合わされて仕上げられている。かくして『DUAL』を使うと左右のchを個別のプロセッサーにてコントロールでき、『MONO』を使用する場合には3ウェイの各chをすべて別体のプロセッサーにて制御できるようになる。このようなことが可能となるプロセッサーは、世界中を見渡しても当シリーズをおいて他にない。

『STATE A6R series』の搭載例(ビーウィズデモカー)。『STATE A6R series』の搭載例(ビーウィズデモカー)。

◆『DUAL』と『MONO』は『STATE A6R kishi model』に対して“かけ算”で機能が拡張!

つまり『DUAL』は左右chのセパレーションを際立って良好に保つことができ、『MONO』では3ウェイの各chのセパレーションを究極的に高められる。

そして『DUAL』と『MONO』は、『STATE A6R kishi model』に対して“かけ算”で機能が拡張する。例えば「イコライザー」は、操作できるバンド数(1chあたり)が『STATE A6R kishi model』では「15」であるのに対し、『DUAL』では「30」『MONO』では「90」に増加する。そして「選択可能ポイント数」は『STATE A6R kishi model』では「35」であるのに対し、『DUAL』では「120」『MONO』では「180」にまで拡大する。ここまで詳細なコントロールが可能なプロセッサーもまた世界を見渡してもまれだ。

価格的にも機能的にも、そして音質性能的にもまさしく最高峰の資質を有する『STATE A6R series』。この記念碑的プロセッサーを搭載したクルマの音を聴く機会に恵まれたら、そのチャンスを逃すことのなきように。一聴するだけでも人生における貴重な体験の1つとなるはずだ。

《太田祥三》

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