イーソルは7月12日、デンソーが開発した車両周辺監視システムに、イーソルのPOSIX準拠のスケーラブルリアルタイムOS「eMCOS POSIX」が採用されたと発表した。
イーソルは、機能安全対応における知識や経験に基づくセーフティメカニズムの構築を支援するエンジニアリングサービスも提供し、旧モデルからの更なる高性能化と優れた安全性・信頼性の確保に貢献した。
デンソーの車両周辺監視システムは、運転支援のために車両周辺に搭載された4つの高精度カメラと高度な画像処理技術を組み合わせ、歩行者や動く物体、車線などを鮮明な映像で検出するシステムである。旧モデルではイーソルのリアルタイムOS「eT-Kernel」が採用されていたが、新モデルではCPUの64ビット化およびシステム全体の高性能化に伴い、eMCOS POSIXが採用された。