BYDの電動SUV『ATTO 3』、入門グレード「Dynamic」追加…インド戦略で

BYDの電動SUV『ATTO 3』
BYDの電動SUV『ATTO 3』全 2 枚

BYDのインド部門は7月10日、電動SUV『ATTO 3』改良新型のラインアップを拡大すると発表した。

「Cosmos Black Edition」を含む「Dynamic」、「Premium」、「Superior」の3グレードを用意し、顧客のライフスタイルに合わせた選択肢を増やすことを目的としている。

この製品ラインの拡充は、「ATTO 3の成功と顧客からの高い関心に応えるものであり、より多様な顧客層に対応するためのもの」だとしている。改良新型の入門グレードのDynamicは、価格を抑え、持続可能なモビリティをより身近なものにすることを目的とする。

各グレードは、BYDのインドの顧客のニーズに合わせて細かく設計されており、インド自動車研究協会(ARAI)からの認証を受けているという。PremiumとSuperiorグレードのバッテリー容量は60.48kWh、ARAIテストで521km、NEDCで480kmの航続を持つ。Dynamicのバッテリー容量は49.92kWhで、ARAIテストで468km、NEDCで410kmの航続を実現する。

BYDはインド全国23都市に26のショールームを展開し、顧客にサービスを提供している。改良新型の3つのグレードは、「安全なブレードバッテリーを搭載し、電動車市場に新たな時代をもたらす」と自負する。0%から80%までの急速充電が50分以内で可能。7つのエアバッグ、パノラマサンルーフ、360度ホログラフィックイメージングシステムなどの先進的な機能を備えるのも武器となっている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  2. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  3. 新型EVセダン『マツダ6e』、カーフェスト2025で英国一般初公開へ
  4. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  5. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  3. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
ランキングをもっと見る