モトグッツィ、新型Vツイン・アドベンチャー『ステルビオ』発表 価格は242万円

モトグッツィ、新型アドベンチャーバイク「ステルビオ」発表
モトグッツィ、新型アドベンチャーバイク「ステルビオ」発表全 4 枚

モトグッツィの新型アドベンチャーバイク『ステルビオ』が登場。税込み価格は242万円で、7月10日より全国のモトグッツィ正規販売店にて受注を開始されており、8月より順次出荷が予定されている。

「ステルビオ」はイタリア北部にある伝説的な48ものつづら折りで有名なアルプスの峠からのネーミング。2022年発表の新型水冷縦置きVツインエンジン搭載『V100マンデッロ』の技術を基に、最新の電子制御システムと独特のデザインを融合させたモデルとなっている。

モトグッツィ、新型アドベンチャーバイク「ステルビオ」発表モトグッツィ、新型アドベンチャーバイク「ステルビオ」発表

水冷DOHC4バルブ・1042ccの縦置きVツインエンジンはボア×ストロークが96mm×72mmで、最大出力は115hp/8700rpm、最大トルク105Nm/6750 rpmを発生、レブリミッターは9500rpmから。

クランクケースはウェットサンプ方式を採用しており、クランク室はリードバルブパックによってオイルサンプと分離。オイルパンが浅くなりエンジンの搭載位置を低くすることができ、ハンドリングが向上やオフロード走行に十分な地上高を確保している。

従来エンジンからシリンダーヘッドが90度回転している新型エンジンは、左右外側からエンジン前部・下部を通るエキゾーストラインにより、より広い足元スペースが確保するだけでなく、インテークラインと電子制御インジェクションのコンポーネントの配置も合理化を果たしている。

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すぐれたパフォーマンスと燃費を実現するライド・バイ・ワイヤ電子制御スロットル、マレリ11MPコントロールユニット、加速度センサーとジャイロセンサーにより、路面に対するバイクの向きを識別する6軸慣性プラットフォームを含む、最先端のエレクトロニクスパッケージを採用し、ツーリング、レイン、ロード、スポーツ、オフロードの5つのライディングモードを備えている。各モードでは異なるエンジンマップやトラクションコントロールが設定可能となっている。

電動で高さ調整可能なウィンドスクリーンを備えるほか、エアロダイナミクスも徹底的に研究され、ライダーとパッセンジャーに最大限の保護性を提供する設計が施されている。シート高は830mmで、ゆったりとしたサイズのシートがもたらす十分な快適性も備えている。

《レスポンス編集部》

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