英国伝統の二輪ブランド「ノートン」が世界展開拡大へ、3年間で6台の新モデル投入計画

グッドウッド2024を走ったノートン『ワンオブワンV4SV』
グッドウッド2024を走ったノートン『ワンオブワンV4SV』全 3 枚

英国のノートンモーターサイクルズは、「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2024」において、世界展開の拡大に向けた投資と成長計画を発表した(7月16日発表)。今後3年間で6つの新モデルを投入し、第一段階として、米国、ドイツ、フランス、イタリア、インドに進出する。

グッドウッド2024で開催された記者会見で、ノートンの上級幹部のスダルシャン・ヴェヌ氏、ロバート・ヘンチェル博士、リチャード・アーノルド氏がブランドのビジョンを共有し、ノートンが国際的に拡大するための理想的な位置にあることを強調した。

TVSモーターの支援とグローバルな能力により、ノートンは強力でダイナミックなチームに率いられ、グローバルブランドとして再活性化されている。TVSモーターは、新製品開発、施設、研究開発、世界クラスの品質工学にわたる2億ポンドの投資を約束。ノートンの新型バイクは「デザイン、ダイナミズム、ディテール」の哲学に従い、2025年からエキサイティングな新型車投入を計画している。今後3年間で6つの新モデルを投入するという。

TVSモーターの投資と支援の結果、ノートンの研究開発は、ソリハルの施設を通じて製品に投入されている。その証として、スティーブ・ヒスロップの「ホワイトチャージャー」にインスパイアされた『ワンオブワンV4SV』が、グッドウッド2024の期間中、ヒルクライムを駆け上がった。

ノートンの英国本社ノートンの英国本社

ノートンモーターサイクルズは1898年に設立され、今年で125年以上の歴史がある。ノートンモーターサイクルズは、最も象徴的な英国のバイクブランドの一つであり、軽量性と強度に優れた技術革新の伝統を持つ。

2020年4月にTVSモーターカンパニーに買収され、現在は80以上の国で製品を販売している。TVSの下で、ノートンはイングランドのウェストミッドランズにある新しい製造施設を拠点とし、一貫して高品質のバイクを製造している。

《森脇稔》

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