ポルシェ『パナメーラ』新型の「GTS」と「ターボS E-ハイブリッド」の予約開始

ポルシェ・パナメーラGTS
ポルシェ・パナメーラGTS全 10 枚

ポルシェジャパンは7月19日より、5ドアファストバックセダンの新型ポルシェパナメーラ』シリーズから、「パナメーラGTS」および「パナメーラ・ターボS E-ハイブリッド」の予約受注を、全国のポルシェ正規販売店において開始する。

[写真:パナメーラ GTS]

パナメーラ・ターボS E-ハイブリッドとパナメーラGTSは、パナメーラシリーズのダイナミックなトップモデルだ。パナメーラGTSはパフォーマンスを重視したチューニングが施され、純粋主義と俊敏性に関して基準を打ち立てている。いっぽうターボS E-ハイブリッドはラグジュアリーなドライビング特性からサーキットレベルのトップパフォーマンスまで、幅広い領域で感動を与える。

両モデルとも、すでに「パナメーラ・ターボE-ハイブリッド」に使用されている4.0L・V8ツインターボエンジンを搭載する。このエンジンはユーロ7排ガス規制に対応し、最高1000°Cの排ガス温度とクリーンな燃焼を実現する。8速ポルシェデュアルクラッチトランスミッション(PDK)も再設計され、最適化された動力伝達面と高い熱負荷容量が特徴だ。

新型パナメーラ・ターボS E-ハイブリッドは、これまでに生産されたパナメーラの中で最もパワフルなモデルだ。V8ツインターボエンジンの出力は441 kW(600ps)、電気モーターの出力は140kW(190 PS)で、システム出力は575 kW(782ps)に達する。静止状態から100km/hまで2.9秒で加速し、最高速度は325 km/hに達する。

また、新型パナメーラ・ターボS E-ハイブリッドはニュルブルクリンク・ノルドシュライフェで新記録を樹立している。ポルシェのテストドライバー、ラース・ケルンは20.832kmを7分24秒172で走破し、エンジン搭載ハイブリッドのトップクラスサルーン車として最速記録を更新した。

新しいカーボンエアロキットとミシュランが特別に開発したUHPタイヤが、この記録達成に貢献した。エアロキットはパナメーラ・ターボおよびターボS E-ハイブリッドのスポーツサルーンモデルで利用可能で、空力バランスを最適化する。

希望小売価格(消費税込)はパナメーラGTS(8速PDK、右ハンドル)が2267万円、パナメーラ・ターボS E-ハイブリッドが3325万円(8速PDK、右ハンドル)。

《小崎未来@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
  4. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  5. 「小さなハヤブサ」と「小さなYZF-R1」が宿っている…同じ250ccスポーツでも全く違う!? スズキ『GSX250R』とヤマハ『YZF-R25』を乗り比べてみた
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る