【ホンダ フリード vs トヨタ シエンタ】スペック比較…人気のミニバン、ガソリンモデルの違いは?

ホンダ・フリード AIR
ホンダ・フリード AIR全 4 枚

国内市場で人気を誇るミニバンは、主にファミリーカーとして日常生活で活躍している。最近では、ホンダが新型『フリード』の販売を6月28日から開始した。そこで今回は、新型フリードとトヨタ『シエンタ』のガソリンモデルをスペック比較し、両者の性格の違いを見ていこう。

◆外寸比較

・フリードAIR

全長:4310mm
全幅:1695mm
全高:1755mm(FF)、1780mm(4WD)
ホイールベース:2740mm
最小旋回半径:5.2m

・シエンタ

全長:4260mm
全幅:1695mm
全高:1695mm
ホイールベース:2750mm
最小旋回半径:5.0m

フリードAIRとシエンタを比べると、前者のほうが少々長く、高いボディであることがわかる。最小旋回半径は、シエンタのほうが小さいという結果となった。

◆エンジンスペック

・フリードAIR

原動機型式:L15D
種類:水冷直列4気筒
総排気量:1496cc
エンジン最高出力:87kW(118PS)/6600rpm
エンジン最大トルク:142Nm(14.5kgfm)/4300rpm

・シエンタ

原動機型式:M15A-FKS
種類:直列3気筒
総排気量:1496cc
エンジン最高出力:88kW(120PS)/6600rpm
エンジン最大トルク:145Nm(14.8kgfm)/4800~5200rpm

比べてみると、シエンタがわずかにパワーで上回る形となった。ただフリードのほうが、より低回転からトルクを得ることができることが分かる。どちらの車両も、重量は大して差がないので、実際の走行においてどのような差が出るかは気になるところだ。

◆燃費

・フリードAIR

WLTCモード:16.5km/L
市街地モード:12.1km/L

・シエンタ

WLTCモード:18.3~18.4km/L
市街地モード:14.1~14.2km/L

ガソリンモデルの燃費を比べてみると、シエンタのほうが燃費が良いことがわかる。購入後のガソリンコストという面から考えると、シエンタに軍配が上がるだろう。

◆価格

・フリードAIR

250万8000円~

・シエンタ

199万5200円~

価格を比較すると、シエンタのほうが50万円ほど安い設定となっている。燃費もよく、車両価格も安いとなると、今回のスペック比較においてはシエンタが優位だったと感じるだろう。ただ、スペックには表れない部分で差がつく場合がある。自分に必要なスペックや装備がついているかを、ぜひチェックしていただきたい。


●フリードについてもっと知りたい人は《こちら》から。
●シエンタについてもっと知りたい人は《こちら》から。

《小國陽大》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る