[音のプロが推す“超納得”スタートプラン]“音”か“使い勝手”か、不満に対して最適な作戦を選択!

オーディオテクニカ・AT-HRD300
オーディオテクニカ・AT-HRD300全 3 枚

ステアリングを握りながら音楽を聴いているドライバーは多くいる。その音楽を、もっと良い音で楽しみたいと思ったことはないだろうか。当連載ではその思いを形にできる「スタートプラン」を、全国の有名「カーオーディオ・プロショップ」に訊き、紹介している。

今回は、静岡県浜松市の人気店、『レジェーラ』の松野さんに話を訊いた。さて、同店が提示するお薦めの作戦とは……。

◆“出音の質”に不満があれば、スピーカー交換かアンプDSPの追加がお薦め!

早速レジェーラの松野さんに、初めて来店したドライバーにどのような提案をすることが多いのかを教えてもらった。

「初めて来られる方にはまず、今何がご不満なのかをお訊きします。そしてそれを解決するベストな方法をご提案しています。

ご不満はさまざまですが、出音の質とメインユニットの使い勝手、このどちらかである場合が多いです。

なお出音の質にご不満がある場合には、スピーカー交換をお薦めすることもありますしパワーアンプ内蔵DSPの追加をお薦めすることもあります。ちなみにインテリアの見た目を変えたくない、あるいは改造を伴う施行はしたくないという方には、後者をお薦めすることが多いです。

というのもパワーアンプ内蔵DSPはシート下に取り付けられますので、それが可能な車種であれば改造はほぼ不要です。行うのは本体の設置とワイヤリングだけですから。なので車両へのダメージはほぼぼありません。そしておクルマを乗り換えるときには載せ換えられますので、長くお使いいただけます」

カロッツェリア・DMH-SF700カロッツェリア・DMH-SF700

◆Bluetoothが使えないこと、ミラーリングができないことが不満なら…

「そしてメインユニットの使い勝手に関しては、スマホの音楽を聴くにあたってBluetoothが使えない場合とスマホのミラーリングを行えない場合に、それらをご不満に思われる方が多いです。

なおその際にはメインユニット交換が解決策となるわけですが、交換しづらい車種では他の選択肢も浮上します。なのでまずは交換が可能か、難しい場合にはどのくらいのコストがかかるのかをご説明した上で、その他の作戦もご案内しています。

ちなみに交換が可能であれば、カロッツェリアの『DMH-SF700』をお薦めすることが多いです。当機はいわゆるディスプレイオーディオで、ナビはスマホナビアプリで良いとおっしゃる方に向いています。で当機は本体は1DINサイズで取り付け性が高く、しかし画面は9インチと大きく視認性が良好です。またブラウザを搭載していますのでYouTube動画もさくさく観られます。チューニング能力も高いです」

フォーカル・PS 165 FXEフォーカル・PS 165 FXE

◆メインユニットが交換しづらい場合には、奥の手がある!?

「一方メインユニットを交換しづらいおクルマでは、オーディオテクニカの『AT-HRD300』をお薦めすることも増えてきました。当機はこの春に発売されたばかりの新製品で、これを用いるとスマホのBluetooth接続が可能となります。これとスマホをBluetoothで繫げて当機とお使いのメインユニットとをケーブル接続することで、スマホの音楽を高音質でワイヤレス再生できるようになるんです。

ところでスピーカー交換をご希望される方には、店頭のデモボードにてお薦めモデルの音をじっくり聴いていただいて、お選びいただくようにしています。

人気が高いのは、フォーカル、ブラム、モレル、カロッツェリアあたりでしょうか。これらのスピーカーと取り付け工賃、インナーバッフル(ワンオフ製作)、スピーカー真裏への吸音処理、そしてサウンドセッティングまでをセットにしたプランをいくつかご用意しています。

お近くでしたらぜひお気軽にお越しください。さまざまなご提案ができると思います。お待ちしています」

《太田祥三》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る