BMWグループは7月18日、Eclipse財団のSoftware Defined Vehicle(SDV)ワーキンググループに戦略的メンバーとして参加した、と発表した。
Eclipse SDVワーキンググループは、現代の車両に使用されるオープンソースソフトウェア技術のグローバルな協力を促進する組織。BMWグループは、スマートデバイスを介したデジタル車両アクセス、全機能領域およびパワートレインにわたるOTA(Over-the-Air)アップグレード、車両バックエンド構造など、多くの重要な分野で業界のベンチマークを設定してきた、と自負する。
現代の車両システムは数億行のソフトウェアコードを含むことがあり、その範囲は急速に拡大している。多くのメーカーが基本機能のために独自のソフトウェアパッケージを開発しているが、Eclipse財団によれば、主要なOS(Linux、Windows、macOS)のインストールには、どの自動車メーカーの車両よりも多くのコードが使用されているという。自動車業界でも基本的なソフトウェア機能において重複の可能性が大きい。