インド初のSUVクーペ『タタ・カーヴ』発表、EVも設定

タタ・カーヴ
タタ・カーヴ全 3 枚

タタモーターズは7月19日、新型SUVクーペ、タタ『カーヴ』をインドで発表した。

カーヴはインド初のSUVクーペであり、SUVの頑丈さとクーペのエレガントなシルエットを融合させた新時代のデザインを特徴としている。発売は8月7日で、まずEVバージョンが市場に登場し、その後内燃エンジンバージョンが続く予定だ。

カーヴは、魅力的なデザインと実用性、そしてエキサイティングなパフォーマンスを兼ね備えている。従来のボクシーなミッドサイズSUVとは一線を画し、コンセプトカーで示された空力デザインを引き継いでいる。高い全高、タフなクラッディング、ダイナミックなプロポーションがその魅力を引き立てているという。

急傾斜したルーフラインは風の抵抗を効率的に抑え、大きなホイール、高いアプローチアングルとデパーチャーアングル、そして引き上げられた地上高で安定感を追求する。カーヴは、EVバージョンの「バーチャルサンライズ」と内燃エンジンバージョンの「ゴールドエッセンス」という2つの新色でデビューする。

インドで長距離ドライブに出かける家族向けに設計されたカーヴは、モダンで整然としたインテリアを持ち、SUVの機能性と広々としたキャビンを兼ね備えている。パノラマガラスルーフが自然光を取り込み、乗員に広がりと自由の感覚を提供する。荷物スペースも顧客のニーズに合わせて設計され、収納スペースが増加している。

カーヴは、ガソリンとディーゼルの強力なエンジンに加え、長距離走行が可能なEVも用意する。先進のインフォテインメント、大型スクリーン、コネクテッドカー技術を搭載し、このセグメントでは珍しいスマート機能を多数備えている。さらに、厳しい安全基準を満たすために設計されており、多くのアクティブおよびパッシブ安全機能を備えている。

《森脇稔》

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