GM、自動運転専用車の開発を中止…市販車『ボルト』次期型ベースに変更

開発中止が決定されたGMの自動運転車「クルーズ・オリジン」
開発中止が決定されたGMの自動運転車「クルーズ・オリジン」全 4 枚

GMは7月23日、自動運転専用車のクルーズ『オリジン』の開発を中止すると発表した。市販車のシボレー『ボルト』の次期型をベースに、自動運転車の開発を継続する。

開発中止が決定されたGMの自動運転車「クルーズ・オリジン」

GMの自動運転部門のクルーズは、ここ数か月で大きな進展を遂げた。同社の自動運転技術を用いたモビリティの変革というビジョンは変わらず、走行距離やシミュレーションごとに目標に近づいている。クルーズはAIを第一に考える企業だ。

開発中止が決定されたGMの自動運転車「クルーズ・オリジン」

クルーズはヒューストン、フェニックス、ダラスで再び公道でのテストを開始し、最近ではマーク・ウィッテン氏をCEOに迎えるなど、いくつかの重要なリーダーシップの任命を行った。ウィッテン氏は技術革新の最前線で数十年の経験を持つ人物だ。

クルーズのチームは、次世代の自動運転車両をオリジンではなく次世代のシボレーボルトに集中させることで、規模拡大への道を簡素化する。この決定は、オリジンの独自設計に伴う規制の不確実性に対処するもの。また、ボルトをベースにすることで、1台あたりのコストも大幅に低減されるため、クルーズはリソースの最適化が可能となる。

これらの結果、新製品やクルーズの進展、そして高いガイダンスを通じて、GMはあらゆる機会を最大限に活用していく。

《森脇稔》

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