車名は「テメラリオ」? 開発は終盤、地を這うランボルギーニの900psハイパーカー

ランボルギーニ・テメラリオのプロトタイプ
ランボルギーニ・テメラリオのプロトタイプ全 22 枚

開発終盤と見られる、ランボルギーニの次世代ハイパーカーの最新情報および最新スパイショットを入手した。プロトタイプは南ヨーロッパでの高温テストを受けているところを撮影された。ワールドプレミアは8月に米国で開催される「ペブルビーチ・コンクール デレガンス」だ。

新型車はコードネーム「634」で呼ばれ、『ウラカン』の後継モデルにあたる。車名は、かねてから噂のある、メキシコ産雄牛由来の「Temerario」(テメラリオ)になる可能性が濃厚だ。

プロトタイプは地を這うような低いフォルムを身にまとう。スリムなヘッドライトと、インジケーターとしても機能する六角形のLEDデイタイムランニングライトを配置し、エッジの効いたフロントエンドを構える。様式化されたインテークと、アグレッシブなフロントスプリッターが追加される。

側面では、前進したキャビンと、空気をサイドスクープに導く彫刻的なドアが特徴的だ。リアビューは、通気口付きのバットレス(キャビンのリアクォーターパネル)、ワイドな中央排気口、六角形の薄型テールライトによって仕上げらる。さらにバブルルーフ、コンパクトなスポイラー、アグレッシブなディフューザーも確認できる。

ランボルギーニ・テメラリオのプロトタイプランボルギーニ・テメラリオのプロトタイプ

キャビン内は、12.3インチのデジタル計器クラスター、8.4インチのインフォテインメントシステム、9.1インチの助手席ディスプレイなど、『レブエルト』と多くの要素を共有すると思われる。スポーティなスイッチギア、角張ったアクセント、フラットボトムのステアリングホイールなども装備されるはずだ。

市販型の骨格には、『レヴエルト』で初めて採用された軽量で頑丈な「モノフューズラージ」を採用するが、コスト削減のために、構造の大部分はカーボンファイバーではなくアルミニウムで作られるという。

すでにランボルギーニは、新型ハイパーカーが「高性能電動車」になることを認めているので、パワートレインは4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンに3基の電気モーターを組み合わせたハイブリッドが予想されている。さらに8速デュアルクラッチトランスミッション介して、900ps超と噂される最高出力を路面に伝える。

《APOLLO NEWS SERVICE》

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