ホンダ、「Eクラッチ」を米国初導入へ…『CB650R』『CBR650R』の2024年型に

ホンダCBR650Rの2024年型(米国仕様)
ホンダCBR650Rの2024年型(米国仕様)全 5 枚

アメリカンホンダは7月24日、『CB650R』と『CBR650R』の2024年モデルを発表した。米国にホンダの「Eクラッチ」技術が初めて導入される。

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この先進的な機能は、ヨーロッパで先行して公開されており、ライディング体験をより簡単に、スポーティに、そして疲れにくくする効果がある。ホンダの中型スタンダードバイクとスポーツバイクに搭載されるEクラッチは、様々なスキルや経験を持つライダーにとって魅力的であり、快適にライディングを楽しむことができるという。

Eクラッチは、二輪車用有段式マニュアルトランスミッションのクラッチコントロールを自動制御することで、ライダーの手動によるクラッチレバー操作を不要とした電子制御技術だ。電子制御によるクラッチコントロール中でも、ライダーがクラッチレバー操作を行えば、通常のマニュアルトランスミッション車と同様、手動によるクラッチコントロールが行える。

Eクラッチに加えて、新しいCB650RとCBR650Rには、スタイリング、LEDライト、新しいTFTスクリーンなどの重要なアップデートも施されている。2024年モデルのCB650Rは、ホンダの中型スタンダードバイクの長い歴史において、さらなる一歩を踏み出す。CB650Rは、高度なEクラッチ技術を搭載し、ライディングをよりスポーティで簡単、そして疲れにくくする。この新機能は、CBR650Rにも採用され、幅広いシーンでの楽しみと柔軟性をもたらす。

CB650Rの2024年モデルでは、ネオスポーツカフェの外観を更新し、日常の通勤や週末のツイストバックロードでのアウトドアに最適なパフォーマンスを追求する。さらに、ライディング体験を向上させるために、9つのホンダアクセサリーが用意される。

2024年モデルのCBR650Rは、実用性とパフォーマンスの理想的なミックスを実現する。ホンダの中型スポーツバイクは、軽快で応答性の高いハンドリングを実現する精密に調整されたシャシーと、高回転の直列4気筒エンジンを搭載している。CBR650Rもまた、ホンダEクラッチ技術を導入し、スタイリングと利便性のアップグレードを受けている。これにより、幅広いライダーにとって所有する喜びが増し、現代のスポーツバイク愛好家にとって満足のいく選択肢となるという。CBR650Rにも9つのホンダアクセサリーが用意されている。

《森脇稔》

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