NVIDIA、生成AIで3Dデータ交換を革新…自動車産業などが採用へ

NVIDIAが生成AIで3Dデータ交換を革新。自動車などの産業が採用へ
NVIDIAが生成AIで3Dデータ交換を革新。自動車などの産業が採用へ全 1 枚

エヌビディア(NVIDIA)は7月30日、3Dデータ交換フレームワークの採用をロボティクス、工業デザイン、エンジニアリングに拡大し、開発者がAIの次の進化に向けて高精度の仮想世界を構築する能力を加速させる「Universal Scene Description (OpenUSD)」の機能向上を発表した。

NVIDIA Omniverseプラットフォーム上に構築された新しいOpenUSDベースの生成AIとNVIDIAアクセラレーテッド開発フレームワークにより、より多くの業界が工業デザインやエンジニアリングプロジェクトの可視化、および環境のシミュレーションのためのアプリケーションを開発して、次の波の物理的AIとロボットを構築できるようになる。

新しいサービスには、ユーザーのクエリに回答するOpenUSD言語を生成し、OpenUSD Pythonコードを生成し、3Dオブジェクトにマテリアルを適用し、3D空間と物理を理解してデジタルツインの開発を加速するためのAIモデル用のNVIDIA NIMマイクロサービスが含まれている。さらに、ロボティクスや産業シミュレーションデータ形式への新しいUSDコネクタと開発者ツールにより、ユーザーは大規模で完全にNVIDIA RTXレイトレーシングされたデータセットをApple Vision Proにストリーミングできるようになる。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  2. デンソー・人事情報 2026年1月1日付
  3. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  4. メルセデスベンツ『GLC』新型、V8エンジンなるか!…12月のスクープ記事ランキング
  5. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る