キャデラック最強セダン『CT5-Vブラックウィング』、サーキット向け新パッケージ導入

キャデラック CT5-V ブラックウィングの2025年モデル
キャデラック CT5-V ブラックウィングの2025年モデル全 5 枚

キャデラックは7月30日、高性能セダン『CT5-Vブラックウィング』の2025年モデルを米国で発表した。

キャデラック CT5-V ブラックウィングの2025年モデル

2025年モデルでは、新たに「プリシジョン・パッケージ」を導入する。このパッケージは、車両の動的な挙動を全ての道路およびサーキットで向上させるために開発されている。

新しいシャシーパッケージは、走行の精度を向上させ、コーナリング速度を増加させる。これにより、サーキットでの性能を求めるドライビングエンスージアストに対して、キャデラックブランドの持つラグジュアリーと洗練さを損なうことなくパフォーマンスを向上させる。

キャデラック CT5-V ブラックウィングの2025年モデルキャデラック CT5-V ブラックウィングの2025年モデル

プリシジョン・パッケージでは、スプリングレートの増加、フロントスタビライザーバーの大型化、サスペンションブッシュの改良を実施。サーキット向けのホイールアライメントを可能にする新しいフロントステアリングナックルとリアサスペンショントーリンクを採用した。マグネライドダンパー、ステアリング、シャシーコントロール、電子制御リミテッドスリップディファレンシャル(eLSD)には、専用チューンが施される。カーボンセラミックブレーキパッケージも用意した。

これらの改良により、コーナーのアペックスへのステアリング精度が向上し、コーナー出口での安定性が増し、スピリットドライビングシチュエーションでの路面感覚が向上するという。

6.2リットルV型8気筒ガソリンスーパーチャージャーエンジンは、吸気効率の引き上げと改良された排気システムによって、最大出力668hp、最大トルク91.1kgmを獲得する。トランスミッションは、6速MTが標準で、10速ATがオプション。0~96km/h加速が3.7秒。最高速は322km/hに到達する。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  3. ポルシェ『カイエン』新型、新世代のデジタルコックピットとAI音声操作を搭載
  4. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  5. 「初代エンブレム エモい」ホンダ『ステップワゴン』が30周年! 特別仕様車にSNSで感動の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る