アウディ史上最高の空力性能、『A6 e-tron』はCd値0.21達成

アウディ A6 スポーツバック e-tron
アウディ A6 スポーツバック e-tron全 7 枚

アウディは7月31日、新型EVの『A6 スポーツバックe-tron』が、前面空気抵抗を示すCd値が0.21と、アウディ史上最も空力に優れたモデルになった、と発表した。『A6アバントe-tron』もCd値0.24を達成し、同セグメントでトップに立つ。

写真:アウディ A6 スポーツバック e-tron

この成果は、アウディの空力開発者アンドレアス・ラウターバッハとマッテオ・ゲルフィ、ホイールデザイナーのアンドレアス・バレンシア・ポレックスの綿密な作業の結果という。

アウディは長い歴史の中で常に空力性能を重視してきた。1967年のNSU『Ro 80』はCd値0.35の空力的なボディを持ち、自動車デザインを一変させた。1983年夏に登場した第3世代のアウディ『100』(C3)は、当時としては驚異的なCd値0.30を誇った。続く第3世代のアウディ『80』(B3)もCd値0.29を達成し、成功を続けた。現在、アウディA6 e-tronは新たな章を開き、アウディが常に形と機能を融合させていることを証明している。

アウディA6アバントe-tronアウディA6アバントe-tron

ラウターバッハは「プロジェクトの初めから効率と航続に高い価値を置き、野心的な目標を追求した。最初は目標を達成できるかどうか不安だったが、最終的には目標を超えることができた」と振り返る。1300回以上のシミュレーションと無数の風洞実験を経て、デザインチームとの協力により、基本的な車体形状の最適化が行われた。

特に、スリムなグリーンハウスと傾斜したルーフラインが良好な空力性能に寄与している。ゲルフィは「空力カーテンを使用して車の前部の空気の流れを改善した。ミリ単位で調整し、最終的に両者にとって最適な解決策を見つけた」と述べている。

また、A6 e-tronのホイールも空力性能を最大限に引き出すために設計されている。バレンシア・ポレックスは「以前はホイールは安定性だけが求められていたが、現在では効率的なエアロホイールを開発・設計している」と語る。特別に設計された19インチと20インチのエアロホイールが、A6 e-tronの航続に大きく貢献している。

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 初代より軽い? 次期スズキ『アルト』は500kg台が目標
  2. ホンダ『ZR-V』と『シビック』の1万4730台をリコール、座席が保安基準に不適合
  3. BYDの軽EV『ラッコ』、発売1週間で741台を販売 東福寺社長「12月末までに1万台に」
  4. 民事再生中のEVモーターズ・ジャパン、EVバス事業をイクヨに譲渡
  5. 三輪ソーラーEV『スリールオータ』、欧州の型式認定取得…記念モデルを限定30台で国内発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  3. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
  4. 機械式駐車場の最適化コンサル、マンション管理組合向けに新サービス開始…さくら事務所
  5. 大和ハウスベンチャーズ、自動運転幹線輸送のT2に出資…レベル4実現へ
ランキングをもっと見る