プログレス・テクノロジーズグループのS&VLは、群馬県太田市に専用ドライビングシミュレータ施設「S&VL技術研究所」を7月29日に開所した(7月31日発表)。グループではアジア初のシミュレータ施設となる。
開所式には群馬県知事の山本一太氏や太田市長の清水聖義氏などが出席し、実際にドライビングシミュレータを体験した。
自動車産業は現在、100年に一度の変革期を迎えており、「CASE」化が進む中で設計・開発の複雑化が進んでいる。従来のリアルな試験では多くのコストがかかるが、デジタルツイン技術を用いたシミュレーションにより、コスト削減と効率化が期待されている。
S&VL技術研究所では、最新のドライビングシミュレータ「DiM300」を用いて、様々な路面環境での走行テストをバーチャルで実現する。