災害時でも「つながる」、東風猛士のピックアップトラックが応急通信車に…中国で納車

東風猛士のピックアップトラック『MS600』をベースにした応急通信指揮車
東風猛士のピックアップトラック『MS600』をベースにした応急通信指揮車全 1 枚

中国の東風汽車(DFM)傘下のオフロード車メーカーの東風猛士は7月31日、ピックアップトラック『MS600』をベースにした応急通信指揮車を河北高速グループに納車した、と発表した。

この応急通信車は、災害などの突発的な状況に対応するために設計されており、停電、断網、断路といった条件下でも応急通信を可能にしている。

この納車は、交通運輸業界における応急管理情報網構築の新たな標準となるものだ。東風特種装備事業部(東風越野車有限公司)と河北遠東通信システム工程有限公司は、今後も戦略的協力を強化し、国家の発展戦略に沿って応急通信分野に焦点を当てる予定だ。

両社は、ユーザーに対して包括的なソリューションを提供する能力をさらに向上させ、顧客に持続的な価値を創造することを目指している。これにより、交通運輸業界における応急管理の効率と信頼性が大幅に向上することが見込まれるという。

今回の納車は、理論上の応急通信が現実のものとなり、交通運輸業界における応急管理の新たな一歩を示している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る