[音のプロが推す“超納得”スタートプラン]“システム”を換えるか“出口”を換えるか? 好みと予算で選択を!

ゴールドホルン・DSPA 810PRO(GDT68 PRO)
ゴールドホルン・DSPA 810PRO(GDT68 PRO)全 3 枚

音楽好きなドライバーなら「お気に入りの曲をより良い音で楽しみたい」と思ったことが、1度や2度はあるはずだ。当連載ではその思いを形にできる“スタートプラン”を、全国の有名カーオーディオ・プロショップに訊いて紹介している。

今回は大阪府高石市の人気店、『イースト』の藤原さんに取材した。さて、氏が推す“スタートプラン”とは……。

◆純正システムがシンプルであればスピーカー交換がベスト。しかし…

早速『イースト』の藤原さんに、初めて来店したユーザーにどのような提案をすることが多いのかを教えてもらった。

「以前ならスピーカー交換で良かったのですが、最近はスピーカー交換が不向きなケースが増えていて、そうであればパワーアンプ内蔵DSPの導入をお薦めしたいところなのですが…。しかしスピーカー交換をイメージして来られる方も多いので、最終的にはスピーカー交換に落ち着く場合も少なくないです。

ちなみに純正システムがシンプルであれば、スピーカー交換がベストです。交換することの効果が如実に現れます。逆に純正システムが複雑化していると、交換してもその製品の性能が十分に発揮されない場合が出てきます。例えばあらかじめ詳細なサウンドチューニングが成されていると、その設定が交換するスピーカーに合わないことがあるんです」

キッカー・CSS674キッカー・CSS674

◆純正のメインユニットの音質性能が高くない場合にも、パワーアンプ内蔵DSPが力を発揮!

「または純正のメインユニットの音が良くないケースでも、スピーカー交換は不向きです。そもそも音が良くなる伸びしろが少ないからです。しかしパワーアンプ内蔵DSPを導入すればスマホをパワーアンプ内蔵DSPにダイレクトに繋げられるので、そのときには純正メインユニットの能力の影響を受けずに済みます。つまり、スピーカー以外のシステム全体を刷新できます。結果、スピーカーが純正のままでも音がガラリと変わります。

そしてパワーアンプ内蔵DSPには高度なサウンドチューニング能力が備わっていますので、車内に存在するいくつかの音響的な不利要因を改善できます。

特にあらかじめサウンドチューニングが成されている場合には、サウンド設定の再構築を行えます。スピーカーを換えたときには、その製品に最適なチューニングも行えます」

ゴールドホルン・DSPA 406(GDT42)ゴールドホルン・DSPA 406(GDT42)

◆スピーカーはキッカーとブラムが、DSPアンプはゴールドホルンがお薦め!

具体的には、どのような製品が人気なのかを教えてもらった。

「スピーカーでは、キッカーとブラムが人気です。キッカーは付属の取り付け用部材が充実していて、結果、トータルの予算を抑えられます。例えば6万円くらいのモデルであれば、総額8万円(税抜)くらいで収まります。

一方ブラムは、さまざまな組み合わせを選べることが利点です。おクルマの状況とお好みとご予算に応じてベストな選択が可能です。

なおスピーカー交換の際には、デッドニングを施行しない場合が多いです。音的にはやった方が良いのですが、初期投資を抑えたい場合には後回しで良いと思います。

一方パワーアンプ内蔵DSPは、ゴールドホルンのアイテムをお薦めすることが多いです。音質性能と価格とのバランスが良く、Bluetoothモジュールも内蔵していますので使い勝手も良好です。

お近くでしたらぜひお気軽にお越しください。さまざまなご提案ができると思います。お待ちしています」

《太田祥三》

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