トヨタの「モビリティカンパニー」への変革を支援、OutSystemsとのデジタル化の協業が10周年

ポルトガルに本拠を置くIT企業のOutSystemsは8月6日、トヨタ自動車とのデジタルトランスフォーメーション(DX)成功の歴史が10周年の節目を迎えた、と発表した。

「自動車を作る会社」から先進的な「モビリティカンパニー」への変革を進めるトヨタは、OutSystemsとのパートナーシップをその礎として、従来型の開発から脱却し、生産性と柔軟性に優れたIT環境を導入することで、DXを加速させ、モビリティの未来を強化する製品とサービスの開発に取り組んでいる。

大規模な伝統的システムのモダナイズに向けて、トヨタは最初の本格的なOutSystemsアプリケーションとして「板金システム」を開発、従来型の開発手法と比較して約30%の工数削減を実現した。この成功を足がかりに、OutSystemsの導入規模を拡大し、調達部品生産管理システムのマイグレーションを筆頭に、2020年までに適用範囲をトヨタグループ全体に拡大した。


《森脇稔》

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