コスパ抜群? 装備てんこ盛りで進化した、日産『キックス』新型の魅力

日産 キックス 新型(2025年モデル)
日産 キックス 新型(2025年モデル)全 42 枚

日産『キックス』が、さらに進化した機能を搭載して登場した。米国で8月13日に2万1830ドル(約320万円)からという価格で発売され、先進的な技術や快適性を備えたバリュー満載のコンパクトクロスオーバー車となっている。

米国で登場した日産『キックス』2025年モデル

◆充実した標準装備

2025年モデルでは、全グレードで初めてインテリジェント全輪駆動(AWD)システムが標準装備された。この新機能により、悪天候や荒れた路面での走行時でも安心感が向上している。また、高速道路での運転をサポートする「ProPILOTアシスト」も新たに利用可能となり、ドライバーの負担を軽減する。

標準装備も充実しており、エントリーモデルである「S」には、日産セーフティシールド360やインテリジェントクルーズコントロール、LEDエクステリアライト、7インチタッチスクリーンのインフォテインメントシステムが搭載されている。

新型キックスはまた、クラス最高のリアカーゴスペースと標準地上高を誇り、アウトドアや旅行での荷物の積み降ろしが容易になった。これにより、さまざまなシーンでの利便性が大幅に向上している。

◆気になる上位グレード

上位グレードの「SV」や「SR」では、さらに多彩な機能が追加され、より快適で先進的なドライビング体験が提供される。具体的には、SVには12.3インチのタッチスクリーン、ワイヤレスAndroid AutoとApple CarPlay、ワイヤレス充電パッド、17インチホイールが追加され、よりモダンな装備が整っている。

最上位グレードのSRでは、19インチアルミホイール、LEDシグネチャーランプ付きヘッドライト、ツートンインテリアステッチ、光沢のあるブラックドアミラーカバーが特徴となり、12.3インチデジタルインストルメントクラスターやインテリジェントアラウンドビューモニターも装備されている。さらに、パノラミックムーンルーフ、ヒーテッドフロントシート、リモートエンジンスタート、Bose製10スピーカーオーディオシステム、ヒーテッドステアリングホイールといったオプションも用意されており、ユーザーのニーズに応じたカスタマイズが可能な様だ。

価格設定については、キックス Sが2万1830ドル(約320万円)、キックス S AWDが2万3330ドル(約340万円)、キックス SVが2万3680ドル(約345万円)、キックス SV AWDが2万5330ドル(約370万円)、キックス SRが2万6180ドル(約382万円)、キックス SR AWDが2万7680ドル(約404万円)となっており、オプションとしてSVプレミアムパッケージが1500ドル(約22万円)、SRプレミアムパッケージが1950ドル(約28万円)で提供されている。

2025年型の日産キックスは、その魅力的な価格と充実した機能により、新たなクロスオーバー市場での地位を確立することが期待されている。日本への導入もあるか、注目だ。

《宗像達哉》

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