三菱ふそう『eキャンター』新型、造園トラック仕様を発表へ…ドイツ都市緑化イベントで

三菱ふそう『eキャンター』新型の造園トラック仕様
三菱ふそう『eキャンター』新型の造園トラック仕様全 1 枚

三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は、ドイツ・ニュルンベルクで9月11~14日に開催される「GaLaBau 2024」に、電気トラックの新型『eキャンター』の造園トラック仕様を初公開すると発表した。

GaLaBauは都市緑化とオープンスペースのための国際的な主要見本市だ。今年も園芸と造園のトレンドや革新が紹介される。

三菱ふそうトラック・バスは、今年初めて電動モデルのみを展示し、見本市の「グリーン・ブルーパス」の公式パートとして参加する。このパスは、必要な気候適応措置を積極的にサポートする製品や革新を紹介する場だ。

展示される車両の3台は、すべて新型eキャンターだ。具体的には、HIABロールオフティッパーを備えた「eキャンター 9C18e」、Scattoliniリアティッパーを備えた「eキャンター 4S15e」、Schutz Fahrzeugbau製の三方向ダンパーを備えた「eキャンター 7C18e」。これらの車両は、園芸や造園において多用途に使用できる。

また、屋外のE-Mobilityエリアでは、Jothaスキップローダーを搭載した「eキャンター 6S15e」が展示され、来場者は実際に動作する様子を体験できる。

さらに、今夏から『キャンター』(6.0t、7.5t、8.55t)および新型eキャンターには、標準装備としていくつかのアップデートが施されている。そのひとつが、緊急ブレーキアシスタントActive Brake Assist 6(ABA6)であり、60km/hまでの速度で歩行者や自転車に対して自動ブレーキをかけることができる。また、Blind Spot Information Assistは、4つの短距離および長距離センサーを組み合わせて、運転席側と助手席側の両方を監視する。

これらの新機能は、今後の法規制を先取りしたものであり、安全性と快適性をさらに向上させている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産の商用車200台超、英国ホテルチェーン大手が導入へ…価格や性能が決め手に
  2. 【DS N°8 新型試乗】ハンドリングはもはや「賢者」、フランス車の味わいを濃縮した極上の一台…南陽一浩
  3. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  4. SHOEIのフラッグシップヘルメットに限定「カーボン」仕様が登場!「垂涎の一品」「想像より安い」など話題に
  5. 公道走行不可、メルセデスAMG最強「GT2エディションW16」発表…F1技術搭載で830馬力
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る