EV向け非接触充電の課題は「効率」、プロテリアルの磁気シート「MS-HiQ」への期待

ファインメットリボン(左)と磁気シートMS-HiQシリーズ(右)
ファインメットリボン(左)と磁気シートMS-HiQシリーズ(右)全 1 枚

プロテリアルは、EV車載非接触充電システム用にナノ結晶軟磁性材料「ファインメットR」を素材とする磁気シートおよび磁気シートパネル「MS-HiQ」シリーズを開発した、と発表した。

これにより、EV向けの非接触充電システムの高効率化と小型軽量化が期待される。

非接触充電は、電源コード不要で充電できる利点から、医療機器やスマートフォンで急速に普及している。最近では、EVに給電する技術としても注目されており、2020年には駐車中の利用を想定した車載非接触充電システムの規格SAE J2954が発行された。しかし、非接触充電システムは有線の充電システムに比べて効率が低いことが課題となっている。


《森脇稔》

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