まる1日「ヤマハ漬け」! バイクもバギーもニャイケンも、「My Yamaha Motorcycle Day」3000人のファンで賑わう

リアルニャイケンが会場に登場、跨って移動もできる
リアルニャイケンが会場に登場、跨って移動もできる全 40 枚

ヤマハ発動機販売は9月7日、「My Yamaha Motorcycle Day 2024」を千葉県長生郡長柄町のロングウッドステーションで開催した。参加人数約3000人、バイク来場台数にして2300台のヤマハオーナー、ヤマハファンが来場し、ヤマハブースや出展企業ブース、ステージイベントなど、盛りだくさんのイベントを楽しんだ。

詳細画像:My Yamaha Motorcycle Day 2024 会場風景

ヤマハ発動機のブースは大きく分けてA~Cの3つの屋内ブースと屋外ブースに加えて、「YPJ Fan Meeting」も初併催。モーターサイクルからATV、電動アシストスポーツ自転車(eバイク)まで、ありとあらゆるヤマハの製品をチェックすることができる総合ファンイベントとなった。

◆まる1日「ヤマハ漬け」になれる一大イベント

ヤマハ発動機のAエリアの感動ホールでは、ヤマハのモーターサイクル27モデルを見て触れて跨がれるタッチアンドトライが大人気。特に発表されたばかりの新しいマニュアルトランスミッション「Y-AMT」搭載の『MT-09』も展示され、多くの人がまたがり体験をしていた。また、機能コンポーネントの展示では、自分のバイクがどのように開発されてきたのかを直接エンジニアに聞くことができるとあって、熱心にエンジニアの方々に質問する姿があちらこちらで見られた。

Bエリアの創造ホールでは、ヤマハが開発した電動トライアルバイクの「TY-E」を使ったスタンディングチャレンジが行われた。普段は跨がることができない競技車両であるTY-Eに跨ることができ、なおかつ現役のトライアル選手からスタンディングを教わることができる稀有な機会だったため、常に行列が絶えない人気コーナーとなっていた。

また、『MOTOROiD2(モトロイド2)』や『ELOVE(イーラブ)』といったヤマハが開発する知能化次世代モビリティコンセプトが展示されるスペースも。これらはジャパンモビリティショーで展示されたコンセプトモデルで、お目にかかる機会もなかなかないが、このイベントでは触ったり、跨ることもできる。ヤマハが主催するからこその近い距離感がこのイベントの魅力だ。

Cエリアの体験価値ホールでは「あなたのヤマハ物語」を展開。「めんどくさいがたまんない。」を合言葉に、自分のバイクのめんどくさいがそれが魅力のポイントを用意されたカードに書き、ボードに張っていく。また、エンジン組み立て分解体験コーナーも設置され、メカニックの方にマンツーマンで説明を受けながら、エンジンの構造を学ぶことができた。

屋外エリアに展示されたのは、ヤマハが開発した水素エンジンを搭載したバギー「YXZ1000R H2」や北米で展開中のサイドバイサイド「WOLVERINE RMAX4 1000」など。またYAMALUBEコーナーではYAMALUBEオイルの無料配布に多くの人が詰めかけた。

会場中央ではYPJ Fan Meetingも開催され、特設コースで前後フルサスペンション搭載のハイエンドモデル『YPJ-MT Pro』から、グラベルロードモデルの『WABASH RT』、街乗りに最適なクロスバイクモデルの『CROSSCORE RC』など、YPJのあらゆるモデルに試乗することができた。昨年のジャパンモビリティショーに展示されていたYPJのコンセプトモデル2種も展示された。

ステージではトークショーやトライアルデモを開催。トークショーではBS11で放送している「モトライズ」から元プロライダーの中野真矢さんらが出張トークショーを開催。ヤマハバイクの魅力を語り合った。全日本トライアル選手権にも出場しているヤマハファクトリーレーシングチームによるトライアルデモイベントも開催。目の前で繰り広げられる神業に歓声が上がった。

その他の出展として、大きな注目を受けたのはアクセサリーやウェア、パーツやカスタムショップなどの関連企業のブース出展だろう。実に50のブースが展開され、ウェアやパーツなどはその場で物販も行われ、この会場だけの掘り出し物も多々あったようだ。

「My Yamaha Motorcycle Day」は、ヤマハのモーターサイクルだけでなく、YPJや水素エンジン、各種EVに次世代モビリティまで、ヤマハ漬けになれる魅力的なイベントとなっていた。

《釜田康佑》

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