コンチネンタル、電動車向けなど新型タイヤ3種を発表へ…IAAトランスポーテーション2024

コンチネンタル「Conti EcoPlus HT3+」
コンチネンタル「Conti EcoPlus HT3+」全 3 枚

コンチネンタルは9月17日にドイツで開幕する「IAAトランスポーテーション2024」において、バスおよびトラック向けの新型タイヤ3種類を発表する。

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新型タイヤの一つは「Conti EfficientPro 5」。このトラックタイヤは、前モデルと比較して転がり抵抗が10%改善されており、EUタイヤラベルでクラスAのエネルギー効率と優れた制動性能を兼ね備えている。また、都市交通向けの最も持続可能なタイヤ「Conti Urban NXT」も紹介される。このタイヤは再生可能素材やリサイクル素材を59%使用しており、電動商用車にとって画期的な低転がり抵抗を実現している。

さらに、コンチネンタルは電動アクスルを持つトレーラー向けに設計された「Conti EcoPlus HT3+」も展示する。このタイヤはトラクションと転がり抵抗のバランスが取れており、特に高い荷重容量を持つ。

コンチネンタルは、トラックやバスの安全で持続可能かつコスト効率の高い運行を支援する革新的なタイヤソリューションを提供している。新型「Conti EfficientPro 5」は、転がり抵抗を10%削減し、エネルギー効率を向上させることで、電動トラックのバッテリー範囲をサポートする。また、このタイヤは315/70サイズで8.5トンの軸荷重容量を持つ初の長距離用タイヤだ。

「Conti Urban NXT」は、都市交通向けに設計された持続可能な商用車タイヤであり、再生可能素材とリサイクル素材の割合が非常に高い。このタイヤは、従来モデルと比較して転がり抵抗が25%低減されており、電動車両のバッテリー範囲を最大15%延長する。

「Conti EcoPlus HT3+」は、電動アクスルを持つトレーラー向けに設計されており、トラクションと転がり抵抗のバランスが取れた性能を発揮する。このタイヤは、バッテリーの重量増加にも対応できるように軸あたり500kgの荷重容量を増加させている。

コンチネンタルの新型タイヤは、運輸業界が増大するコスト圧力に対抗し、持続可能なフリート運営を実現するための効果的な手段を提供することを目指している。

《森脇稔》

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