キャデラック初、電動フルサイズSUV『エスカレードIQ』…量産第一号車をオークションに

キャデラック・エスカレードIQ
キャデラック・エスカレードIQ全 4 枚

キャデラックは、ブランド初のフル電動フルサイズSUV『エスカレードIQ』の量産第一号車を、10月に米国開催でされる世界最大規模のコレクターカーオークション「バレットジャクソン」に出品すると発表した。

キャデラック・エスカレードIQ

キャデラックは、50年以上にわたる慈善活動の一環として、今回のオークションの落札価格の全額はデトロイト子供基金に寄付される予定だ。このオークションは、10月10~13日にかけてスコッツデール・ウェストワールドで開催される2024年スコッツデール秋のオークションで行われるもの。

エスカレードIQは、同ブランドの革新的なモジュラーEVパワートレインを搭載し、デュアルモーターの全輪駆動システムを備え、200kWh以上の出力と460マイル(約740km)の航続距離を誇る。

キャデラック推定で750hpのパワーと785lb-ft(1064Nm)のトルクを発揮し、0-96km/hを5秒以下で駆け抜ける。さらに、3年間のOnStarスーパークルーズプランを含むハンズフリードライバーアシスタンス技術「スーパークルーズ」を標準装備している。

車内には、55インチのカーブディスプレイや40スピーカーのAKGスタジオリファレンスオーディオシステムを搭載。エグゼクティブセカンドローシートパッケージを選択すると、14方向に調整可能な加熱・換気・マッサージ機能付きのセカンドローシートや、収納可能なトレイテーブル、デュアルワイヤレス充電パッド、12.6インチの個人用スクリーン、リアコマンドセンターが追加される。さらに、パノラマ固定ガラスルーフや電動開閉式の外部ドアエントリーシステムも選択できる。

バレットジャクソンは過去53年間で1億5500万ドル以上を慈善活動のために寄付してきた。今回のオークションもその一環として、デトロイトの子供たちに質の高い教育を提供するための資金を集めることを目的としている。

《森脇稔》

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